第3章 建築計画


第3章は、建築物に関する基本事項でまとめられております。この章は、文章を理解するのは勿論ですが、それ以上に重要なのは、図と写真です。過去何度も形を変えて出題されておりますので、全て覚える気構えで臨んで下さい。ファン・デル・ローエやル・コルビジェといった人物名も重要です。誰が何をデザインしたかまで覚えるようにして下さい。しっかり暗記していれば、得点源になる項目です。



第1節
建築とカラー・コーディネーター

1.カラー・コーディネーターの役割
今まで述べられていたのと同じで、複合するモノの色彩を調整する能力が必要。
また、専門家分野に属し、建築家やデザイナーとの共同作業が多く、全体の整合性をきちんと踏まえて、如何に自らの判断が多くの人に支持されるかが重要。

2.建築と計画
建築物=様々な分野の知識や技術の集合体=組織的な作業形態になる
建築家を中心として、様々な分野の専門家の技術支援が不可欠。

建築設計や計画には効用的な側面(安全・耐久)と造形的側面(構想・仕上げ)がある。

3.計画と設計



P92の図3-5は重要です。建築物の企画から工事監理までの流れをきちんとつかんでおくこと。



第2節
建築空間の意味

第2節の図と写真、人物名は出題頻度が高いです。全て覚えてください。


1.空間とは

「建築には"マド”がある」フランク・ゲーリー

窓によって「採光」「換気」「外部情報の取得」ができる。
開口部は建築の特徴が現れやすい。

建築空間=人が継続的に生活できる空間

2.寸法・モジュール


文章よりもP96表3-1、P97の図と写真が重要です。



3.視覚・知覚と空間スケール

人物名は要チェックです。

建築空間は、人の感覚によって知覚される。

メルテンスのD/H比

E.T.ホールの「距離」


4.空間の計画

ル・コルビジェのサヴォア邸は過去主題されています。



・空間の計画=各段階を通じて予条件を整理し、空間という形態に翻訳し表現する。

・新素材(鉄・ガラス・コンクリート)の出現により、新工法の開発。

・ファン・デル・ローエ「サヴォア邸」

・建築物は竣工後、自らが環境の一員となる。


5.ゾーニングと接点

ルイス・カーン「ペンシルヴァニア大学」「キンベル美術館」が過去出題されています。


機能をより明確にするため、空間の分化や統合が必要。→足し算型と割り算型



第3節
建築空間の構成

1.架構と構造計画

P104〜105の建築物の構造は重要です。

2.建築空間に求められる性能

・環境を構成する要素=熱・空気・光・音

・熱の伝わり方 伝導・対流・放射

・換気=自然換気と機械換気


3.材料・部品・規格と建物の維持管理

・安全や耐久性、メンテナンスを考慮し、建物の維持管理に務める。
・新旧の技術をうまく融合させ、その時代に適応した建築物を計画する。


4.法規制


過去穴埋め等でよく出題されています。似通った名称が多いので、間違えないようにすること。また、どの法律を優先するのかも頭に入れておくことが大切です。図3-62が過去出題されております。




第4節
建築空間の展開


写真・図・人物名は必須です。過去の出題頻度が高い項目です。


1.建築と色彩例
・建築における色彩は光や空間と一体にある。色彩計画には深い洞察力が必要。


2.外部空間・歩行者と車

・配置設計が重要。
・歩行者と車の関係=ラドバーン・ボンエルフ

3.群と複合の計画

・集合とは同質とみなしうる要素の集まり
・複合とは異質な要素の集まり

集合はコモンスペース(共有空間)のあり方が大事
複合は異質の機能や相互の関係をとらえて、その機能が十分に発揮できるよう務める。

4.地域・街づくり

・シビルミニマムと環境アセスメントの2つの見方

・景観的な施策による取り組み
@環境に緑を持ち込む
A歩行者空間を安全で楽しいものにする
B景観や風景を残し、育てる

・地域における空間的イメージ構造の把握=ケビン・リンチ(イメージマップ)
・C.アレグザンダー=言語を用いたパタン・ランゲージ
・ワークショップ=街づくりにおいて、市民参加による調査・討議・計画立案作業



第5節
インテリアの視点

インテリアにおいては、空間をどう演出し、存在する人々をどんな気持ちにさせるか。

・内部空間の「地」と、家具などの「図」との色のつりあい。
→地に対して図を際立たせるのか、馴染ませるのかによって違いがでる。

・ゾーニング、人工照明、素材色の選定


・公共空間の色彩演出

公共空間における色彩は「シンボル性」を演出する。
個々の施設の使用目的ふさわしい色彩の演出方法を使い分ける。(美術館・空港・地下鉄駅etc)
設計者と使用者の予想する効果がでるように調整をはかる。


@商業空間(コマーシャル・スペース)
・トレンド性とにぎわい感を表現
・「集客」が目的なので、気分を高揚させたり、時代性を求める色彩を用いる

A作業空間(ワーク・スペース)
・集中とリラックス(工場など)、効率と創造性(オフィス)の双方を両立させる



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