2006年度 カラーコーディネーター検定 1級環境色彩
解答と解説


※この解答と解説は、独自に作成したものです。主催者発表のものとは違っている場合があります。参考程度に留めて下さい。
※問9,10の論述問題に関しては割愛しております。あらかじめご了承下さい。

解 答


1-1

4-1

7-1

15

13

1-2



4-2

7-2

14

13

11

13

14

14

2-1

5

5-1

15

10

12

15

13

2-2

2

5-2

10

11

15

12

10

14


解 説

1-1

第1章のスーパーグラフィックの問題です。写真の建築物の作者を選択するということで、しっかり覚えていれば問題なかったはず。新しいのは、日本人の名があがったところでしょうか。

-2

これも第1章から。15の選択肢から、「間違っているもの」を5つあげる問題です。2005年も同様の形式がありましたね。Aの景観法施行は平成16年(2004年)が正解、Eは、内子町は岡山県ではなく、「愛媛県」。

2-1

2章からの問題です。2005年度もそうですが、第2章の文体の言い表しを、かなり形を変えて出題されています。応用力が問われる問題です。
やはり、この章で核になっているのは図2−39です。ここはポイントです。きちんと理解しているかが問われます。

2-2

これも第2章から。「不適切な語句を選ぶ」、というヒッカケ問題です。結構紛らわしいです。

6章からの問題です。P245〜246「道路標識設置基準」そのままの出題でした。第6章は覚えにくい章ですが、試験問題には毎年必ず出ています。ここをチェックしていた人は少ないと思いますが、普段車を運転する人なら、ある程度は答えられたかも、と思います。

-1

3章からの出題です。きちんと暗記していた人には楽な問題でしょう。

4-2

これも1-1同様の問題。2006年度は図ではなく、写真が出題されました。やはり、テキストの写真と図はしっかり覚えていなくてはいけません。

5-1

4章からの問題です。昨年もそうですが、第4章の問題は、文章の穴埋め形式の出題で出ているようです。逆に第2章は、文体を変化させての出題形式であるようです。
各単語の意味を的確に理解していれば、類似語は省けると思います。

5-2

これも第4章のテキストP168そのままの文章が出ました。選択肢に、かなり似通った語句を織り交ぜて、難しくしているようです。ここは平均点は低いかもしれません。

6

5章から材料全般の問題です。問(4)の水琴窟は、難しかったかもしれません。

7-1

個人的には、今回この問題が1番難しかったのでは?と感じました。塗料の問題は、だいたい得点源になるパターンが多かったのですが、反乱が起こりました。ただ、防錆管理士の資格を持っている人は、割と解けたのではないかと思います。

(ア)は、どれも重要な提案なのですが、都市部の「海岸に隣接」する住宅密集地に架設されている橋梁に対して、「旧塗膜との密着性」を問題としているので、この場合は、塩分付着量が重要視されます。

(イ)は、@Aの工法を行いたいところですが、実質的には不可能、ということでB。

(ウ)耐久性がすぐれているのはフッ素樹脂塗料です。
(エ) @だけが無機顔料で外部用に優れています。
(オ) 環境対応塗料ということで、粉体と水性が残ります。粉体塗料はコンクリートには使えませんので(殆どは金属に使用)、水性塗料が正解です。

7-2

これは反則とも言える問題でしょう。まだ世界遺産の方が可愛げがあったような・・・。第4章に、いくつか略号は記載されてはいますけど・・・。
NPOとNGOは何とか分かるかもしれませんが、後は勘が頼りでしょう。全部知っていた人は凄いと思います。

8

これは3分野共通の選択問題です。カラー・チャートを使うのは、この問題のみでした。3級テキストP64〜に記載されています。


総 評

第1章から6章まで、バランスよく出題されたと思います。警戒していた世界遺産は出題されませんでした。傾向としては、色彩云々の問題から、「景観」「まちづくり」に関する諸問題に対して、どう取り組むか、という出題にシフトしてきている、と感じます。また、「市民参加」を促す項目も近年出題が目立ってきています(特に第4章)。
第6章も、毎年5点分は必ず出題されています。ここもきっちり学習する必要があります。

また、論述や一部の選択問題にも見られますが、「時事ネタ」が多くなってきました。テキスト以外の、色彩や景観に関するニュース、新聞、法制定などには目を通しておかなくてはいけないようです。
より、カラーコーディネーターとして、どう環境色彩に対処するか、ということを問われてきているような気がします。

個人的な意見ですが、選択問題も、単に暗記してればOKという問題が少なくなり、より思考力を問われるものが増えた感じが致します。選択肢も紛らわしい語句が多く、簡単には選択問題で50点以上を取らせないぞ、という意図を感じました。

特に第2章は、より複雑に、ひねりを効かせて出題してきていると思いました。プランニング・プロセスをしっかり理解しているか、が問われています。カラーコーディネーター1級検定も、10回を超え、簡単な問題は出尽くした感があります。より深い学習が今後は必要になると思います。

昨年よりも合格率悪いかもしれません・・・。




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